パナソニックは、従来比1.2倍の広いプレートサイズで、お好み焼きを横並びに2枚同時に焼けるIHホットプレート2機種を6月15日に発売する。IH方式では業界最大のホットプレートで、価格はオープン。予想実売価格は、平面プレート・鍋付きの「KZ-HP2000」が3万5000円前後、平面プレート付きの「KZ-HP1000」が2万8000円前後となる。
IH加熱方式の発熱体を強力なプレス機でプレートに圧入・一体化させる新プレート工法を採用。熱伝導性を高めると同時に、発熱体部のプレートに厚みを持たせて蓄熱効果も高め、広範囲の加熱を可能にした。
IH加熱による高火力の立ち上がりで、予熱時間をシーズヒーター式ホットプレートの半分の約5.5分（230度設定）に短縮。またIH加熱方式の安定した温度管理で、きめ細かい温度調節を行い、焼き物料理では肉汁の流出を抑えてうま味を閉じ込める。
付属の平面プレートを使った焼き肉、お好み焼きなどの焼き物料理のほか、付属鍋（KZ-HP2000のみ）や手持ちのIH対応鍋を使った煮物料理、天ぷら鍋を使った揚げ物料理などに対応。付属鍋は200Vの据え置き型／ビルトインのIHヒーターでも使える。本体寸法は共通で幅51.1×奥行き35.1×高さ5.4cm。（文／鴨沢浅葱＝Infostand）
